決めつけるという思考は手放そう

数カ月ぶりのブログ更新ですね。お久しぶりです。

今回は、よくやってしまいがちなジャッジについて書いていこうかなと思い、キーボードをポチポチと打っております。

さて、あなたは、こんなことを考えたり、発言したことはありませんか?

自分はダメなやつ。あいつはダメだ。そんなことをしても意味がない。

ジャッジ

それは、自分や相手の可能性を無視し、縛り付けてしまう思考です。

自分自身をジャッジするということ

あなたが今まで経験してきた仕事や人間関係を通して、ネガティブな出来事が起きた際に全て自分の責任だと感じ、自分自身を責めたことはありませんか?

他人が失敗した時に、自分がしっかり見ていればこんなことにはならかった!

何かが壊れた時に、自分がもっとしっかり管理していれば壊れなかった!

人に怒られた時に、やっぱり自分はダメなやつなんだ!

このように、何かの出来事があると必ず自分自身を責める人もいるのではないでしょうか。

その積み重ねから自分はなんでこんなにもダメなんだ!と決めつけてしまいます。

そして、経験則から自分にはできっこない。無理に決まっている。やっても無駄だ!と決めつけ、その先の自分に秘めた可能性を無視して、目を背けてしまうのです。

人間関係もそうです。

今まで仲良くしていた友人や恋人となぜか似たような縁を切り方を繰り返す経験してきた事から、新たな出会いに恵まれたとしても、過去の経験則を基に交流を拒んでしまうことも。

目の前で起きた経験があったからこそ、自分を信じられなくなるし、自分が嫌になるという自己愛が不足した状態になります。

この思考に囚われていると、あなたにとって本当にやりたいと思える事も理由を付けてやらなかったり、あなたに巡ってきたチャンスすらも逃がしてしまうこともあるでしょう。

何より、人生そのものが楽しくないですよね。

高い視点で様々な角度から物事を見よう!

では、どうしたらこの様な思考を脱却することができるのか?

今まで経験してきた事は、あくまでその状況を自分の目で見て至った感情です。

そこで、すぐに自分の責任だと決めつけるのではなく、様々な角度からその出来事を見るようにしましょう。

ここで見るのは、自分の目で見ることではなく、思考することです。

他人の失敗は、その人がその経験をすることで次に活かすために起きた出来事だ。

物はいつか壊れるもの。例えしっかり管理していたとしても壊れる時は壊れる。

怒られるということは、自分はそこをより良く改善できる可能性があるということであり、自分に不足している物事を教えてくれている。

人との別れは、自分や相手にとって今後歩む人生の新たなステージへと進む節目の出来事だ。

別れてしまった原因は似ていても、前回とは違う思いがそこにはあったのかもしれない。

と、このように自分を責める前にこういった事を考えるように意識してみましょう。

かといって自分を責めるな!というわけではありません。

それを言ってしまうと、自分を責めてしまったことを責める様になり、悪循環になります。

なので、自分を責めてしまってもいいんです。

ですが、自分を責めていた事に気づき、改めて別の角度から物事を見て、

だから自分の責任というワケではないんだ

と自分に伝えるようにしましょう!

これを意識していくことで、次第に物事を前向きに捉えることができるようになり、新しい事を始めたいと思った時も、以前の様なネガティブ思考が薄れワクワクする気持ちになっているはずです。

相手をジャッジするということ

さて、今までは自分自身をジャッジするという事を書きましたが、次は相手をジャッジをすることに関して書いていこうと思います。

相手をジャッジをするということは、必ずそこに自分と相手を比べていることに気づく必要があります。

自分から見て相手は上、もしくは下に見るということですね。

この思考も、自己愛を不足させる原因でもあり、あなたにとって大切なことを見逃してしまう事に繋がります。

自分から見て相手が上だとジャッジする

仕事など何でも良いですが、こんな風に思ったことはありませんか?

あの人にはできて自分にはできない。自分には素質がないのかな。

この思考は、自然と自分自身の評価を落としがちになります。

また、その相手との差を意識することから焦りが生まれ、結果のみに執着して自分が成長している変化すらも気が付けなくなってしまいます。

これも、先ほど説明した様に別の角度から見ることを意識するといいでしょう。

相手は、それだけ経験を積んできたからこそできるんだ。

相手は相手。自分は自分。今、自分ができることをひとつひとつ確実にやるんだ。

と、自分軸をしっかり保つことが大切です。

そうしていくことで、気が付けば上に見ていた相手と同じくらいのことが自分にもできるようになっていることに気が付くことでしょう。

自分から見て相手を下だとジャッジする

相手を馬鹿にしたり、自分の方が技術的な面などで上だからと相手を否定するような事はしていませんか?

この思考は、自分自身を否定することに繋がります。

相手が一生懸命やってきた事をそれではダメだと頭ごなしに否定すれば、その人はあなたに対しての信頼を落としかねません。

結果、あなたが伝えたいことを伝えたとしても、相手は気持ちよく聞き入れてくれることはないでしょう。

否定するからこそ、相手に否定される。つまり、自分自身を否定するのと同義になります。

そして、相手があなたにとって大切なことを伝えてくれていたとしても、相手を下に見ていることから聞き入れられない。

それは、後に困ることに繋がるかもしれません。

つい最近あった出来事を例にしましょう。

リーディング活動していく中で、時々、私と同じようにサイキック感覚を持った方からの鑑定依頼がくることもあります。

その方は、悩みに対しての鑑定というよりも、私を試すかのような感じで鑑定させてる印象を受けましたね。

結果をお伝えすると、それではダメだと否定し、自分の方がより正確にリーディングできることを主張し、結局その方に対する大切なメッセージをお伝えることができなかった。

ということがありました。

もし、あなたが鑑定する立場で、そのような事を言われたらどのような気持ちになるでしょうか?

その方が、後からくれたアドバイスを気持ちよく受け取ることができるでしょうか?

もう一度言いますが、相手を否定するということは、自分自身を否定するのと同じことです。

大切なことを見逃す可能性もあります。

そうならない為にも、相手を尊重するという気持ちを持つことを意識することが重要です。

たとえ、自分との考え方に相違があったとしても、まずは聞き入れること。否定しないこと。そして自分はこう思うよと伝えてあげること。

また、自分には自分のやり方があるように、相手にも相手のやり方があるという考え方も大切です。


いかがでしたか?

過去にも似たような記事を書いたような気もしなくもないですが、書きたくなったから書いてみることにしました(笑)

この記事の内容は、いずれも私が経験したことです。

自分を責め、自分よりも上だと感じる人と比べ、落ち込み焦り、時には相手を見下し見下され。

そんな経験を通したからこそ、得られた学びだと感じています。

すべてのことに無駄はありません。

この記事を書いていて、それを改めて実感しました。

では、またいずれ。