失敗は失敗ではなく学びである

あの時あぁしていれば・・・こんなことにならなかったのに・・・

そういった悔み方をしたことってありませんか?

そして、悔んだままにしていませんか?

その悔み方は、自己否定するキッカケになります。

仕事での後悔

私もよく仕事中に失敗することがあります。

昔は、失敗したことに対して自分をよく責めていました。

仕事は、ユンボなどの重機を扱うことが多いのですが、重機を運転するようになって日が浅い頃、無理な操作をしすぎて重機トラブルが発生したことがありました。

その結果、全体の作業が一時的にストップしたことがあったのです。

その時、ものすごく自分を責めました。

もっとしっかり運転していれば、周りに迷惑もかけず、そして作業を止めることもなかったのに!と。

そういった失敗を起こす度に毎回自分を責めている自分がいました。

それを繰り返していく内に、「本当に自分はダメダメだ。」という様に自身を否定する考えが現れてくるのです。

そういった経験ありませんか?

自己否定は行動を鈍らせる

自分自身を否定し続けていくと、何事に対しても物事を後ろ向きに考えるようになってしまいます。

周りが何か問題を起こした場合もまず、自分を責めてしまうこともあります。

自分は何も悪くないのに、もっとしっかり自分が見ていれば、止めていれば、こんなことにはならなかったのに。と、周囲のことまで自分のことのように責めてしまうことがあります。

そして、新しいことにチャレンジしたいという事があっても、今までの自分の行いを振り返り、自分にはできないと勝手決めつけ、すぐ諦めてしまうことだってあります。

そういった自己否定することを減らし、心を軽やかにしていきませんか?

捉え方を変えよう!

捉え方を変える方法は、結論から言うと「この失敗は学び」と思う事です。

人は、あらゆることを経験するために生まれてきています。

失敗と思える出来事も、こうした結果どうなる。ということを学ぶことができたとも言えます。

その失敗は、実は失敗でもなんでもないのです。

そして、ここから大切です。

こうすると、こういった事が起きるのか。じゃぁ次からはこうしよう。

その学びを通して、次からはどのように動くか?という様に考えられるようになるとさらに成長を遂げることができるでしょう。

そして、主観でものごと受け取るのではなく、客観的に受け止められるようになると自分を責めるという気持ちもより薄れていきます。

今まで、自分を責めがちだった人、捉え方をぜひ見直してみてください。