前回に引き続き、今回も愚痴や不満を漏らすことについて書いていこうと思います。
今回は、延々と話しを聞かされる側に関してのお話です。
ネガティブな話はNO!とハッキリと断る意思を示すことができていますか?
ネガティブは増長する
愚痴や不満は誰もが言いたくなるもの。
それを聞いてくれる人っていうのは、とてもありがたいことです。
吐き出してしまえば、多少なりともスッキリしますから。
しかし中には、愚痴を言い出したら止まらない人が存在します。
聞いてくれる事に安心し、延々と話し続けるのです。
最初は良くても、時間の経過と共に段々疲れてきます。
相手が延々と発するネガティブエネルギーの影響を受けて自分のエネルギー状態もネガティブエネルギーに染まっていきます。
それが原因で、ストレスを抱えてしまうこともあるでしょう。
ハッキリと断ろう
愚痴や不満の話を聞いていて、これは長くなるな。
そう感じたら、ネガティブエネルギーを貰わない為にも、別の話を振ったり、ハッキリとその話は終わろうと伝える事が大切です。
最後まで、聞き続けてあげてしまうと、相手はあなたをストレスのはけ口として甘えてしまい、会う度にネガティブエネルギーを押し付けてくるようになります。
相手の印象も悪くなるし、もう会いたくもないし、話したくもなくなってしまいます。
そして、ネガティブエネルギーが溜まりすぎてしまい、最終的には、人と話すのは疲れるからと人間関係を破棄し、独りになることを望んでしまうこともあります。
そうならない様にするためにも、会話の路線変更したり、そういう話は聞きたくないと断ってしまうのが大切なのです。
相手との関係が悪くなるという考え
もし、ハッキリ断ったとして、相手との関係が悪くなり疎遠になったらどうしよう?
そう考える人もいるかもしれません。
しかし、その考えで関係を保とうとするのは、相手の為にはなりません。
なぜかと言うと、愚痴や不満を言い続けて多少のストレス解消できたとしても、相手自身が取り巻く環境は一向に改善していないからです。
そしてまた、そこで不満や愚痴を溜め込み、あなたに甘えようとします。
これでは、悪い循環に抜け出すことができていないので、延々とストレスを互いに溜めこんでいくことになります。
なので、それをどうやったら改善できるのか、それをよく考えるように伝え、悪循環から抜け出すキッカケを作ってあげるのが良いと言えます。
時には、突き放すように接して、相手の目を覚ましてあげましょう。
あなたが助言をして、それについてしっかりと向き合い成長するか、聞き流して変わらずに愚痴や不満を言い続けるのか、それは相手次第です。
相手の選択したことまで気にする必要もありません。
この人は、そういう選択をしたんだな。と思う程度で良いのです。
あなたは、相手の成長を願って伝えたことなのです。
それで関係がこじれて疎遠になったとしたら、あなたはネガティブを浴び続けるという我慢から解放されたということになります。
そして、あなたには、今までの相手と入れ替わるように新たな出会いがあり、より良い人間関係を築く日が必ずやってきます。
そう考えると気分は軽くなってきませんか?
愚痴や不満を延々と聞き続けるということは、あなたにとっても相手にとっても決して良いことではありません。
あなたのメンタル面を守る為にも、相手の成長を促す為にも、ハッキリとNO!と言う勇気を持つ必要があります。