あなたはスピリチュアルと聞いて、何をイメージしますか?
スピリチュアルについては、この記事で最後になります。
今回は、スピリチュアルと宗教について触れていこうと思います。
真逆の考え
スピリチュアルと宗教は、どちらも神という存在があり、全知全能の力を持っていると考えられています。
しかし、この神様は、それぞれ真逆の捉え方をしているのです。
宗教は、神を怒らせると恐ろしい目に合うと教えられている面があります。
神罰などの言葉がありますね。悪い行いをすると罰があたるなどよく聞くと思います。
対して、スピリチュアルでは、神は愛に満たされた存在です。
どのような行いをしたとしても怒る事はなく、罰はありません。
全てを愛しています。
死後の世界についても違いがあります。
宗教の死後の世界では、天国や地獄があり、人生の過ごし方によって、行き先が分かれると考えられています。
スピリチュアルの死後の世界には、天国や地獄もありません。
人生の過ごし方によって、浮彫になった課題を次の人生のテーマにして、転生を繰り返します。
<教え>について
何を信じて動くのか?これもまた方向性が違います。
スピリチュアルで信じるべきものとは、自分自身であり、自分の魂です。
魂は、神様の分身であり、これまでに体験した中から何が最善であるかを知っています。
『直感』というものです。
宗教の場合、指導者が重きに置かれる側面があり、自分自身を信じるということを忘れさせられます。
〇〇の教えに沿って動けば、救われる。幸せになれる。そう信じてしまい、自分自身の直感に従うことを諦めてしまいがちです。
しかし、だからといって、宗教の全てが悪いわけでもありません。
教えの中には、スピリチュアルに沿った内容も含まれていて、大切なことが書かれているものもあります。
また、指導者は神の使いとして、舞い降りた存在でもあり、皆をより高い意識レベルへと引き上げる為に、行動を起こした人達です。
人々は、その事に気が付くことができず、指導者を崇拝してしまうというあまり良くない状況になっています。
宗教でも魂と繋がることができる
お経を唱えることなどは、魂との繋がりが強くなる方法のひとつです。
中には、唱えている間に、抱えている問題の解決策が浮かび上がってきた!という話も聞いた事があります。
まさしく、魂との繋がりが強くなっている証拠です。
宗教には、「信心」という言葉があります。
言葉のとおり、心を信じる。つまり、己を信じる。ということです。
この信心という言葉の意味を「宗教を信じる」と履き違えてはいけません。
信心している方は、今一度、指導者が今まで行ってきた真の意味を見つめなおしてみてください。
(指導者は指導者でも、犯罪を犯すような教えは絶対に違います。)
3回に渡ってのスピリチュアルについて書いていきました。
今まで、スピリチュアルについてフワフワしたイメージを持っていたり、怪しいと感じていた人は、これを読んで何かが変わりましたでしょうか?
これを機会に、スピリチュアルに沿った生き方。地に足を付けた生き方をするように意識してみてください。
心を豊かに。そして感謝の気持ちを常に持つことができるようなっていきますよ!